2024/04/24 11:19
インドネシアマンデリンは、苦味とコクが特徴のコーヒー豆です。
コーヒー豆の種類によって焙煎方法で味覚の広さがでてきます。
インドネシアマンデリンは、深煎りからごく深煎りが好ましいコーヒー豆。
水抜き
121gの豆の量だと上記の折れ線グラフデータでみると5〜6分が水ぬき完了地点です。
【ポイント】
①水ぬきは、ゆっくりが基本で豆ムラをなくすことと、豆じたいに熱を浸透させる役割があります
②豆にゆっくり熱を浸透させることによって味わいもよくなる
③1ハゼと2ハゼの間隔に余裕がうまれ、香りと甘みを作りだせる
水ぬきを疎かにすることや、早めに熱を上昇さすことは基本禁止しましょう。(※豆のグラム数によって変化する)
1ハゼ
インドネシアマンデリン深煎りの1ハゼは8分53秒開始で10分30秒で終わっています。
約1分半は1ハゼが続きゆっくり香り付けができたプロファイルです。
良く失敗するのが1ハゼと2ハゼの間隔がほぼなく直ぐにパチパチからバチバチに変わると豆の香りが損なわれスモーキーな珈琲になります。
いろいろなコツがありますが、1番は水抜きをゆっくり豆ムラをなくすことです。
次に大事なのが1ハゼ入ってからの火力調整になります。
いっきに煎り上げるのでわなく、火力を下げてゆっくり1ハゼに突入し煎りあげて行きます。
あとは何回もチャレンジしてタイミングをつかみましょう。
2ハゼ煎りどめ
インドネシアマンデリンは苦味とコクが特徴のコーヒー豆です。
今回豆の特徴を活かすために、深煎りを狙っての焙煎データです。
フルシティーローストより若干深く煎ることを目指しています。
2ハゼ始まったあたりは、バチバチと音がなり豆の色も茶色から焦茶になり豆のガスが出ていき煙も一段とあがります。
ここで大事なのが、豆色と2ハゼピークか終わりかの判断です。
上記の狙いポイントは、ピークで煎りどめして余熱で色づけする感じです。
約20秒〜30秒が余熱煎りです。
カズが抜けて、豆全体に油身がでたらOK。
ピークをすぎて2ハゼ終了まで煎り続けると真っ黒ならコーヒー豆のイタリアンローストになります。
エスプレッソなどに使用する焙煎豆です。
まとめ
今回の焙煎度は深煎り(フレンチロースト)を狙った焙煎です。
①水抜きして豆ムラを防ぐ(5〜6分)
②1ハゼに入り終了まで1分〜2分(香り漬け)
③2ハゼのピークで煎りどめ余熱で煎る
深煎りやごく深煎りにする場合は、焦げに注意が必要です。
手鍋焙煎の最大の難点は自力で振ることで豆が動きます。
手を止めると直ぐに焦げる原因になるので注意が必要です。
あとは数をこなしタイミングを知りましょう。
煎りたての珈琲が飲めるは焙煎士の特権です。