2024/04/18 13:32


2024年4月14日(月曜日)

グアテマラSHBを150g焙煎

投入鍋温度は200℃開始です。

1分ごとにレーザー温度計で豆温度を計測。

水ぬき

0〜6分をめどに「水抜き」と呼ばれるフェーズで150〜160度を目安にゆっくり煎ります。

火力をあげて素早くすると豆ムラの原因と豆の中心まで火が通らなくなります。


1ハゼまで気をつけることは、振り方をこまめにすることです。

水抜きまでは4秒置いて振る間隔ですが、水抜きして豆が黄色く変色してきたら2秒置いて振る間隔にします。


チャフ(豆の皮)が鍋蓋についてきます。

振る間隔を早くする目的は、豆が焦げやすくなり抽出するときにスモーキーなコーヒーになります。

それを回避するのが手鍋焙煎では間隔を縮めることになります。

1ハゼから注意すること


1ハゼまでは、間隔をちぢめて振ります。

少しずつ豆が水分がぬけて香ばしい煙がでてきます。

だいたい185〜196度ぐらいが1ハゼのタイミングなのでこのフェーズは香りを重視した焙煎区域になります。

1ハゼ発生したら「パチパチ」と弾ける音がします。

上の図で言うと9分45秒が1ハゼ開始そこから1〜2分パチパチと音が鳴ります。

ここでもっと重要なのが、火力を弱めることとコンロに置いたら蓋を一瞬あけることです。


温度上昇率を下げガスぬきします。

ここからは、味に関するフェーズに入ります。

浅煎り・中煎り・中深煎り・深煎り・ごく深煎り

ぼくは、5種類の焙煎を主にやっています。

今回のグアテマラSHBは、中煎りを目指した焙煎プロファイルです。


中煎りは、1ハゼからだんだん豆を上昇させていきます。2ハゼに入る前がフレーバーが残り豆の特性がバランスよく味わえれる焙煎です。

2ハゼ入って直ぐの中煎りは、若干フレーバーを抑え苦味を感じる味わいになります。

おすすめは2ハゼ入るまえのフレーバーが味わえるコーヒーが良きです。

このときに1番大事なのが、温度と時間と豆の色です。


まとめ


グアテマラSHBを焙煎おすすめは、中煎りです。

フレーバーを残し、甘さと苦味のバランスをとりましょう。

①水抜きは、5〜6分ゆっくり温度上昇率をみて行う。

②1ハゼに入ったら、火力を弱めゆっくりパチパチ煎りましょう

③2ハゼ入るタイミングでが大事、入る前と後ではコーヒーの味に差が出ます。

いろいろ試して自分のあった味を研究するのもコーヒー焙煎の魅力です。